(公社)日本建築家協会 東海支部愛知地域会 事務局
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役員会報告

役員会報告

東海支部愛知地域会2009年度第8回役員会 議事録

2010年01月29日

東海支部愛知地域会2009年度第8回役員会(議事録)

日 時:2010年1月29日(金)16:00~18:00
場 所:昭和ビル5階 JIA会議室
出 席:小田義彦 会長。石田 壽、石黒正則、久保田英之、各副会長。水野豊秋 会長補佐。
見寺昭彦、三輪邦夫、塚本隆典、鈴木慶智 各室長。藤巻志伸、渡部芳久、畠山順嘉、
新野修一、後藤文俊、笹野直之 各委員長。古橋成一、庭山眞由美 地区会委員長。
眞木啓彰、澤村喜久夫 研究会委員長。谷口 元 監査。
オブザーバー:服部 滋 支部長。谷村 茂 理事、森口雅文 顧問。
欠 席:山内久高 副会長。林 美博、柳澤講次、中西秀一、生津康広、尾崎公俊 各委員長。
鈴木達也 研究会委員長、尾関利勝 顧問。森川 礼 監査。
議 長:石田 壽
議事録署名人:眞木啓彰、笹野直之
議事録作成担当委員会:会員委員会 (原 眞佐実)
前回議事録確認

議 事
1. 会長挨拶
・建築基準法の改正にともなう確認申請等手続きの迅速化がなされる旨報告がされた。

2. 報告事項
(1)本部報告
① 第178回理事会(1/19)(服部)
・審議事項
・「入退会者承認の件」入会者6名、退会者5名、死亡退会者3名、資格喪失者0名が承認された。
会員数4,874名。
・「後援名義承認の件」後援13件、共催事業2件を承認。
・「対社会行動委員会提言改訂」前回からの継続審議。低額入札に対して警告文を出すことは承認。WEBへの掲載については名誉毀損の恐れ等で慎重に検討することとなり継続審議となる。
・「資格制度マニュアル審議」登録建築家審査マニュアル、登録建築家認定評議会運営マニュアル、建築家資格制度委員会運営マニュアルのいずれも承認された。
・「専務理事選定について」芦原次期会長の推薦者に対し理事に意見を聞いた。その結果賛成8名、反対11名。再度、新旧両会長で話し合うこととなった。
・協議事項
・「会長政策提言(意見書)」については、広報委員会が次回理事会に理事や会員からの意見書を集約したものを提出し継続協議することとなった。
・「CPD評議会細則改定」については、他団体との相互乗り入れや建築教育普及センター発行の受講証明との整合性を取るための改訂は理解できるが、当初の分類にはJIAの独自性があるので新旧の対比表をつけて欲しいとの意見が出た。専務理事よりシステム維持のための収益事業を考えてほしい旨の要望があった。
・「キャッシュフローと年度末決算」について、年度末決算は赤字。2月後半に2000万円ほど不足するので対策の案が提示された。東海支部は60万円の支部交付金の遅配を承認。新年度予算については2月の財政タスクフォース会議において検討後再提出することとなった。
・「子供建築教育支援委員会の設立」の件で、稲葉武司「JIA建築と子供たち会議」議長より、JIA本部に「子供建築教育支援委員会」の設置の要望があった。委員会でなく何らかの形で設置する方向で総務委員会にて詳細を詰めることになった。
・報告事項
・「JOB報告」について小倉JOB会長よりの現状報告があった。プログラムに対してJIAからの人的支援をしてほしいとの要望があったが支部長からは内容を示してもらわないと困るという意見が相次いだ。今後JIAとJOBのコミュニケーションの強化の為、担当副会長を決め、UIA準備委員会への支部長参加を強化する。
・「ベルコリーヌ委員会の報告」裁判にはなっていない。支払い停止の状態が継続している。
・「リフレッシュセミナー」について、負担金は人数割り。東海支部は5名で12万円の負担。
・「環境建築事例収集」について、支部及び地域会の担当者選定の要請があった。
・「本部総務委員会報告」、環境行動ラボから要請のあった自治体への事業者登録については、競争の場合は辞退すべき、特命、随意契約の場合は受託し必要であれば提出するという結論になった。
・「災害対策委員会」、災害派遣時の交通費等の支給ルール作りの提案について今後協議していく。
・「事務局確認事項」支部総会への会長などの講師派遣状況の確認。東海支部は建築基本法の委員である黒木氏にお願いして承諾を得た。2月から理事会及び企画運営会議への次期役員参加について予算等が出ている旨報告された。
・専務理事選定について賛成、反対の理由はなにか。(森口)
・反対の理由は継続がよいという意見。賛成はルール(新会長の意見を尊重する。)通りにしようという意見。採決ではないということです。(服部)
・低額入札に対して警告文を出すことになったのか。(森口)
・ルール変更の十分な周知期間の後、事務所及び所属会員に警告文を出すことになった。(服部)
・理事会後の委員会で「警告文」でなく「お願い文」となった。内容も少し変更になる予定。(谷村)
・低額入札に対するJIAのスタンスをもっと明確に表明すべき。(森口)
② 第3回 建築基本法特別委員会(1/13)(服部)
・建築学会シンポジウム(あるべき建築関連法制度の構築に向けて)の報告。
・建築の質の向上に関するコンソーシアム会議の進捗状況の報告。
・「建築家の責務、あり方、役割」「建築家の定義」「建築基本法制定の必要性」についての意見交換。
③ 広報委員会(1/15)(久保田)
・松本委員長が1月9日に馬渕副大臣と会談。設計・施工分離の件は現時点では白紙。今国会では法律改正から運用改正に方向転換となった。
・大臣にいつでも提出できる資料として「政策提言」の作成中。5つの「政策提言」のうち、「建築基本法の制定」と「資格制度の改革」を最重要項目に打ち出していく。
・機関紙について、現在無料配布の大学関係者に有料購読は可能かとの打診を古市編集長にしてもらう。
・現在は総会にむけてアニュアルレポートの作成にとりかかっている。
③-2相談委員会(久保田)
・各支部相談委員会の現状についての報告。本部に相談委員会を設ける動きがある。(久保田)
④ 定款改定特別委員会 第19回(1/12)(谷村)
・現在最終報告書を修正中、2月の本部委員会、2/19の理事会へ提出予定。
(2)支部報告
① 支部役員会(1/22)(石黒)
・「東海学生卒業設計コンクール2010」スケジュール(案)及び委員(案)が報告された。審査委員長に大野秀敏氏(東京大学大学院教授)。予算案については次回審議。
・「建築家資格制度委員会からの報告」第11回「登録建築家」認定申請を受け付け中。オープン化後初の受付。
・第7回更新申請の受け付け中で、対象者120名。今年から更新申請は年1回となった。
・登録建築家特別講習会は2010年1月30日、受講申込者は110名。
・支部大会の決算報告がされた。約6万円の余剰金がでた。
参加者、会員:103名、賛助会員:37名、同伴者:5名。エクスカーション参加者41名、懇親会参加者90名。
予定通り支部から100万円の拠出。
・「設計業務環境改善委員会」若手が参加できるようなプロポーザル方式の提案がなされた。
・伊賀市庁舎及び中央公民館の保存と活用に関する要望書、2010年1月21日 社団法人日本建築家協会(JIA) 東海支部、三重地域会連名にて市長へ提出との報告があった。
・地域会事業助成金について、「JIA愛知建築セミナーシリーズ6」の申請が承認された。
・入会申込の件、内堀栄司氏。承認された。
・支部総会後の講演会の講師は黒木正郎氏(JIA会員、建築基本法委員)。
・(全国)建築士法改正にともなう「建築設備の法適合確認ガイドブック」講習会の案内
・伊賀市への要望書は市長、議長、検討委員会の三者に提出した。検討委員会では保存も含めて検討する方向になった。(服部)
・三重地域会で1/31に建築文化講演会が開催される。講師は建築家・藤本壮介氏。(服部)
・環境建築事例収集担当者を愛知で決めなければならないということか。(藤巻)
・愛知の担当者を1名、支部総括責任者と兼任で決めてください。(服部)
・環境研究会で人選をお願いします。(小田)
(3)委員会、地区会、研究会報告
・特になし。
(4)その他の報告
① 12月末会計報告。赤字の見込み。今期の収支は合いそうだが来期は厳しい状況。(見寺)
② 年度末日程についての説明、監査(4/15)予定、愛知、支部総会(5/7)、本部総会(5/27)を愛知で開催。4月役員会は22日(木)に変更、ご注意ください。(藤巻)

3. 審議事項
① 事業報告 研修委員会 第1回リ・セミ「構造家からのメッセージ1」(10/6)(新野)
建築構造家の渡辺誠一氏を招いてのセミナー。申込者40名、出席者30名。研修委員会としては新企画であったが実務的な研修で意義があった。
・承認された。
② 事業報告 研修委員会 第2回リ・セミ「構造家からのメッセージ2」(11/10)(新野)
建築構造家の渡辺誠一氏を招いてのセミナー2回目。申込者42名、出席者32名。
・承認された。
③ 事業報告 研修委員会 第13回リレートーク「加藤彰一講演会」(12/10)(新野)
三重大学の加藤彰一教授を招いてのセミナー。申込者8名、出席者8名。JIA会員によるリレートーク
の13回目で「建築教育におけるインターンシップの重要性」についての講演。インターンシップに対する関心が少なかったため出席者が計画を大きく下回った。
・事業等は赤字を意識して萎縮したものにならないように。(服部)
・承認された。
④ 事業報告 青年委員会「尾張旭市立白鳳小学校 建築教室」(12/2・12/9)(笹野)
今回で5回目の開催。校長先生が交代されたが例年にも増して子供たちの取り組みは熱心で、9人乗りと昨年までの記録を更新。
・以前にもまして学校との信頼度が高まったようだ。メディアが取り上げたいという話もある。今後もぜひがんばってください。(石黒)
・承認された。
⑤ 後援名義使用のお願い「吉村順三建築を見る・聴く」(3/27)(名古屋CDフォーラム)(後藤)
愛知県立芸術大学の見学と三沢浩氏による講演。
・チラシの後援名義が東海支部となっているので愛知地域会と追記してください。(小田)
・CPDの対応をお願いします。(小田)
・承認された。

4. 協議事項
① UIA募金の件(水野)
三重、岐阜は手持ちのお金を今年度と来年度で支出する。静岡は事業系の積立金から出す。愛知の募金は個人で88口、会社で13口、計101万円(28名と4社)の申し込み状況。予定350万円なのでかなり不足している。善後策を講じる必要がある。
・キャシュフローの不足が切羽詰っているようなので、3/25までに愛知の予定金額の半分の約350万円を愛知として払い込む、あるいは3/25までに集めた実際の募金(現在101万円)を本部に渡す。以上二つの方法について皆さんの意見を伺いたい。(小田)
・参加登録が少ないので1期募集時の登録費3万円と現在の登録費4万円の差額1万円を支部で補填することで10月までの参加登録を促すことも検討されています。(小田)
・350万円を仮払いで処理して、募金の不足については努力をしてゆくしかないかと思う。(見寺)
・支部からの登録費の補助は総会で承認されないといけない。補助金を出して10月までの登録の呼びかけをしたいと思っている。(服部)
・賛助会はどういうつもりでいるか。(服部)
・最終的にまだお願いはしていない。(水野)
・尾関会長に打診したところ個別の会員に依頼するのはこの時期難しい。非公式だが賛助会として出すことになるだろうという回答があった。(小田)
・現在までに募金してくれた人は2年分のつもりで募金していると思われるので、次年度はもっと集まりにくいと思う。(服部)
・2月10日までには現金で募金された分(54万円)を本部に入金する。(水野)
② あいちトリエンナーレ2010について(小田)
あいちトリエンナーレ実行委員会より寄付要請の説明。愛知建築士会50万円、事務所協会10万円の予定。愛知地域会は10万円で検討。支出は次年度の予定。こちらへ寄付することでCOP10からは寄付の要請はない約束。他会の様子を見ながら次回の審議とする。

5. その他
①「住まい手サポーターの新規登録」について(藤巻)
愛知ゆとりある住まい推進協議会よりの「住まい手サポーター」の募集案内の説明。
②次期委員会委員長、研究会委員長の推薦を2月15日(月)までにお願いします。(小田)

監査意見
・資料により必要があれば報告します。UIA関連で名港管理組合が学生を対象に「イタリア村跡地のアイディアコンペ」を企画しているようだ。地元に情報がないのもいかがかと思う。(谷口)

次回役員会 2010年3月5日(金)18:00~20:00 昭和ビル5階 JIA会議室
・次回議事録担当委員会 職能・資格運営委員会